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「MONO MASTERS」の曲目判明 [The Beatles]

またまたビートルズのリマスター盤に関する新情報です。
EMI MUSIC Japanのサイトでこの16日にやっとMONOとSTEREO両BOXの国内盤の価格と日本版タイトルが正式に発表になり、気になっていた「PAST MASTERS」のMONOヴァージョンである「MONO MASTERS」の曲目も明らかになった。

mono.jpg

両BOXの価格は以前ここでお伝えしたとおりで、
ザ・ビートルズ・ボックス(「The Stereo Album」)=¥35,800
ザ・ビートルズ・モノ・ボックス(「The Beatles In Mono」)=¥39,800

ということだ。しかし価格はネット・ショップなどの情報でとっくに明らかになっているのに、発売元からの情報がいちばん遅いっていうのはどーゆーことだろうか?
一部でMONO BOXの限定数が全世界でタッタの10,000セットしかない?などというよからぬウワサも飛び交っているが、現段階ではその辺もハッキリしていないし、こんな体勢でちゃんとファンを満足させるだけのことが出来るのか疑いたくなってしまう。

ま、それはともかく、気になる「MONO MASTERS」の曲目は以下のとおり。

【ディスク1】
1.ラヴ・ミー・ドゥ(オリジナル・シングル・ヴァージョン)
2.フロム・ミー・トゥ・ユー
3.サンキュー・ガール
4.シーラヴス・ユー
5.アイル・ゲット・ユー
6.抱きしめたい
7.ディス・ボーイ
8.抱きしめたい(ドイツ語)
9.シー・ラヴス・ユー(ドイツ語)
10.ロング・トール・サリー
11.アイ・コール・ユア・ネーム
12.スロウ・ダウン
13.マッチボックス
14.アイ・フィール・ファイン
15.シーズ・ア・ウーマン
16.バッド・ボーイ
17.イエス・イット・イズ
18.アイム・ダウン

【ディスク2】
1.デイ・トリッパー
2.恋を抱きしめよう
3.ペイパーバック・ライター
4.レイン
5.レディ・マドンナ
6.ジ・インナー・ライト
7.ヘイ・ジュード
8.レヴォリューション
9.オンリー・ア・ノーザン・ソング
10.オール・トゥゲザー・ナウ
11.ヘイ・ブルドッグ
12、イッツ・オール・トゥ・マッチ
13.ゲット・バック
14.ドント・レット・ミー・ダウン
15.アクロス・ザ・ユニヴァース
16.ユー・ノウ・マイ・ネーム


以上だが、一部の間で話題になっていた「アクロス・ジ・ユニヴァーズ」のMONOミックスがちゃんと収録されている模様。
その他ではSTEREOミックスをMONO化しただけの"なんちゃってMONO"であるために今回MONO化が見送られたアルバム「YELLOW SUBMARINE」収録の4曲、ディスク2の9〜12のMONOヴァージョンも収録されているのがウレシイ。 

この5曲は未発表のちゃんとしたMONOミックスが存在しているのでそれを使うのだろうが、そうなると今回全くの初登場となる。
同時にアルバム「MAGICAL MYSTERY TOUR」に収録されている「ハロー・グッドバイ」「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」などはカットされている。こちらはアルバムのMONO盤の方で対応するというわけだ。ムダがなく効率的だねえ。

こう見てみると、ファンのために気を利かせた、痒いところに手が届く選曲だ。このことだけで今回のプロジェクト、ファンに納得してもらおう、喜んでもらおうという姿勢で取り組んでいることが感じられて素晴らしい。
この調子で肝心のリマスターの音の方も期待してまっせ〜。


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JUN LEMON

MASAさん、今晩は!

モノ・ボックスの限定数は、EMIにたずねても全く埒があかず、はっきりした答えをもらえませんでした。アマゾンUSの限定10000というのは、いくつかの理由からアメリカでの限定数ではないかと思われます。あまりいい加減なことも言えませんが。

ところで、モノ・ボックスの曲目で、やはり目玉はAcross the UniverseとYellow Subumarineからの4曲ですね。Across~は既にブートでも出ているものだと思いますが、正規には初登場ですので楽しみです。Yellowからの4曲がEPで予定していたモノ・マスターからのものであることを願っています。
by JUN LEMON (2009-07-17 03:06) 

がぁこ

やっぱり世界のビートルズ、、BOXとはいえ高いなぁ~^^;
って日本人でもこのくらいするもんなの?
詳しくないからわからんちんなんだけど♪
ドイツ語のシー・ラヴス・ユーって聞いてみたいかも~
ちょっと想像がつかないよ~@@
by がぁこ (2009-07-17 03:34) 

はじめたろう

「ビートルズ レコーディング・セッション」の1969年1月17日分の記述によると、同年3月13日にYellowの4曲とAcross the Universeの計5曲(!)でEPのモノ・マスターが作られたとありますが、どうせならこれを今回モノ・ボックスのボーナスCDにしてくれたら良かったんじゃないかなんて思いました。ともあれ、初登場音源であれば期待大ですね。
by はじめたろう (2009-07-17 07:31) 

MASA

JUN LEMONさん、どうもです。
EU流通分が10,000、US流通分が10,000、国内流通分が10,000と、合計30,000セットならまあ問題ないんですけどねえ。
09・09・09までに30,000セット作るのは無理かなあ^^。

例の5曲の真性MONO MIXはホントに快挙と言っていいですね。
STEREO MIXとどんな風に違うのかも楽しみです。

by MASA (2009-07-17 16:12) 

MASA

がぁこちゃん、どーもー。
BOXの値段が高いので、みんな資金の工面に大変なんだよ〜^^;
ドイツ語の「シー・ラヴズ・ユー」ちょっと面白いよ。
是非聴かせてあげたいなあ。
by MASA (2009-07-17 16:16) 

MASA

はじめたろうさん、どうもです。
今回収録される5曲のMONOヴァージョン、まさにそのEP用に作られたものを使うと思われますが、そのEPをボーナス・ディスクにするというアイデア、いいですね^^。
何はともあれ、早く聴いてみたいです。
by MASA (2009-07-17 16:20) 

parlophone

こんにちはー。
モノ・ボックスの10000セット限定情報にはびっくりしましたが、日本製の紙ジャケで全世界の流通分をまかなおうという発想自体に無理があると思いますね。
最初はバラで数タイトルずつ出して、あとでボックスというのじゃなきゃ。

ひょっとして紙ジャケの制作会社が複数あって、GarrodとErnestみたいに細部がちょこっと違ってたら、それはそれでコレクター泣かせですよね(笑。

ところではじめたろうさんの復刻EPをボーナスCDに…というアイディア、いいですね。
とりあえずぼくは5曲入りのCD-Rを作って楽しみたいと思います^^
by parlophone (2009-07-18 12:22) 

MASA

遼さん、どーもです。
いやあ、ホントに10,000セットなのかどうかハッキリしませんが、ヘタをするとHMVに注文している輸入盤が数量を確保出来ない、なんて可能性も出て来て若干不安ですねー。

紙ジャケは作れる会社が2社ほどあるようですが、その2社で作っているとすると、微妙な違いが出る可能性もありますね。
でもコレクター泣かせなことにはならないで欲しいなあ^^;

CD-Rを作って聴くてのもいいですねー。私もやってみようかな^^。
by MASA (2009-07-18 15:03) 

DEBDYLAN

こんばんは♪

”090909”の情報は全部MASAさんの記事で得てますw

作品の内容はかなり期待できそうですね^^。
値段とリリース量でもファンを満足させてくれれば満点なんだけどなぁ(苦笑)

日本盤狙いの僕は、
あの値段なら。。。と逆に安心してまだ予約してないんすが、
そろそろしないとヤバいかなぁ???

もう遅かったりして!!

by DEBDYLAN (2009-07-20 20:51) 

MASA

DEBさん、こんばんは〜。
このブログから情報を得ていらっしゃるとはお役に立ててウレシイです^^;

輸入盤はひょっとして今からだとヤバイ可能性もありますが、国内盤なら大丈夫でしょう。
でも念のため出来るだけ早い方がいいと思いますよ。
by MASA (2009-07-20 21:58) 

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