「アイアンマン」BD [映画・BD・DVD]
1月にBD(ブルーレイ・ディスク)レコーダーを購入してからBDを地味にポツポツと買っている。
今のところまだ7枚しか持っていないが、そのうち5枚が輸入盤で、中には日本語字幕・日本語吹き替え音声が収録されているUK盤BDが3枚ある。
輸入盤は値段が安くて国内盤の半額近い¥2,000台で買えるので、そうなるとどうしたって必然的に輸入盤が多くなるのである。
上の写真の中で「ダーク・ナイト」はUK盤で日本語字幕付き、「ウォンテッド」「デス・レース」の2枚もUK盤だが、こちらには日本語字幕はもちろん日本語吹き替え音声も付いている。
プレーヤー側の言語設定を日本語にさえしておけば、どのソフトも再生すると最初の注意事項からすでに日本語で表示され、メニュー画面も日本語、本編はもちろん特典映像にも日本語字幕付きと、あれ?これ中身は国内盤?と勘違いしそうになるくらいだ。
裏ワザとして、言語設定を英語にして再生すると日本語設定の時には観られなかった特典映像が観られるソフトがある、ということが最近分かったようだ。
上のソフトの中では「デス・レース」がそうらしいが、まだやってみたことはない。
それにしても字幕やリージョンの壁に阻まれ一般的には敷居が高かった輸入盤DVDとはエライ違いである。いい時代になったねえ。
これは輸入盤ではなく国内盤だが、最近買った中で最も面白かった映画が「アイアンマン」だ。
「バットマン」「スパイダーマン」などでお馴染みのマーヴェル・コミックが原作なのだが、数あるこの種の映画の中でもこの作品はかなりの出来映えで、予想以上に面白かった。
ロバート・ダウニー・Jr演じる軍事企業の社長で天才発明家でもある主人公トニー・スタークが中東のテロ組織に誘拐され、最新ミサイル兵器の製作を強要されるが、からくも逃れた彼は自分の会社で作られた兵器がテロに使われている事実を知り、心を痛める。ついには軍事産業からの撤退を宣言し、同時に戦闘スーツであるアイアンマンを自ら極秘で開発し、ひとりでテロ組織に立ち向かう、というSFヒーロー・アクションである。
誘拐される以前のトニーは調子こいた金持ちのボンボンで悠々自適に暮らしており、人殺しの兵器を作っている会社の社長のくせに悪びれもせず、罪悪感はほとんど持っていない。それどころか贅沢な生活はしてるわ、ギャンブルに興じるわ、女遊びはするわ、というイケ好かない男なのだ。
ただ、どこか憎めないオチャメな部分も持っているのだが、こういうキャラ設定がヒーローものとしてはユニークで今までにないタイプだ。
バットマンやスパイダーマンなどの場合はヒーローとしての悩みや葛藤を描くことでリアルな人間臭さを出しているが、アイアンマンの場合は自らの手でテロを撲滅するという強力な目的があり、ひたすら意思がそこに向かって真っ直ぐ向いているために迷いがないので、比較的ストイックに描かれている。
トニーはテロ組織に拉致された時に爆撃で負傷するが、その時の破片が心臓付近にまだ留まっており、これが手術で除去出来ない位置にある。それが心臓に達するのを防ぐため、胸に特殊な電磁石を埋め込んでいるのだが、これがトニーが30年前に開発した独自のテクノロジーを用いて膨大なエネルギーを生み出すパワー・ユニットでもあり、アイアンマンの心臓部にもなっている。
この映画にパワード・スーツは4体出てくるが、最初にテロ組織から逃れるために作ったスーツを改良し大型化たものがアイアンマンを襲う悪役となる。
クライマックスはこの2体のスーツによる壮絶バトルだが、まあちょっと予想は付いちゃうものの、ここに来るまでにいくつか張ってある伏線が終盤で見事に生きてくる展開がいい。
共演はトニーの軍事企業の副社長役にジェフ・ブリッジス、トニーの秘書役でグウィネス・パルトロウなどが出演しているが、ジェフ・ブリッジスは頭を丸めヒゲを生やしていたので最初は誰だか分からなかった(笑)。
グウィネス・パルトロウ演じる秘書のペッパーはまるで三歩下がって夫に付いて行く昔の日本の良妻のごとく、社長の我がままに文句も言わず、女遊びにも目をつぶり、かいがいしくボスをフォローする姿が健気でたまんなくカワイイ♡。そしてこの二人は何となくお互い惹かれ合うものを感じているという演出もありがちだけど悪くない。
CGの出来も素晴らしく、パワード・スーツなどのリアル感やアクション・シーンも迫力があって、みんなが楽しめる映画に仕上がっている。
観てみようかな、と思う方にATTENTION ! この映画、本編が終わってエンドロールが流れても途中で止めずに最後まで観て下さい。
ミッキー・ロークが悪役を演じるという来年公開予定のPart 2に繋がるイントロダクションがあり、意外な人物が登場します。
音楽はAC/DC。
DVD、BDにはこんなにヴァリエーションが!
今のところまだ7枚しか持っていないが、そのうち5枚が輸入盤で、中には日本語字幕・日本語吹き替え音声が収録されているUK盤BDが3枚ある。
輸入盤は値段が安くて国内盤の半額近い¥2,000台で買えるので、そうなるとどうしたって必然的に輸入盤が多くなるのである。
上の写真の中で「ダーク・ナイト」はUK盤で日本語字幕付き、「ウォンテッド」「デス・レース」の2枚もUK盤だが、こちらには日本語字幕はもちろん日本語吹き替え音声も付いている。
プレーヤー側の言語設定を日本語にさえしておけば、どのソフトも再生すると最初の注意事項からすでに日本語で表示され、メニュー画面も日本語、本編はもちろん特典映像にも日本語字幕付きと、あれ?これ中身は国内盤?と勘違いしそうになるくらいだ。
裏ワザとして、言語設定を英語にして再生すると日本語設定の時には観られなかった特典映像が観られるソフトがある、ということが最近分かったようだ。
上のソフトの中では「デス・レース」がそうらしいが、まだやってみたことはない。
それにしても字幕やリージョンの壁に阻まれ一般的には敷居が高かった輸入盤DVDとはエライ違いである。いい時代になったねえ。
これは輸入盤ではなく国内盤だが、最近買った中で最も面白かった映画が「アイアンマン」だ。
「バットマン」「スパイダーマン」などでお馴染みのマーヴェル・コミックが原作なのだが、数あるこの種の映画の中でもこの作品はかなりの出来映えで、予想以上に面白かった。
ロバート・ダウニー・Jr演じる軍事企業の社長で天才発明家でもある主人公トニー・スタークが中東のテロ組織に誘拐され、最新ミサイル兵器の製作を強要されるが、からくも逃れた彼は自分の会社で作られた兵器がテロに使われている事実を知り、心を痛める。ついには軍事産業からの撤退を宣言し、同時に戦闘スーツであるアイアンマンを自ら極秘で開発し、ひとりでテロ組織に立ち向かう、というSFヒーロー・アクションである。
誘拐される以前のトニーは調子こいた金持ちのボンボンで悠々自適に暮らしており、人殺しの兵器を作っている会社の社長のくせに悪びれもせず、罪悪感はほとんど持っていない。それどころか贅沢な生活はしてるわ、ギャンブルに興じるわ、女遊びはするわ、というイケ好かない男なのだ。
ただ、どこか憎めないオチャメな部分も持っているのだが、こういうキャラ設定がヒーローものとしてはユニークで今までにないタイプだ。
バットマンやスパイダーマンなどの場合はヒーローとしての悩みや葛藤を描くことでリアルな人間臭さを出しているが、アイアンマンの場合は自らの手でテロを撲滅するという強力な目的があり、ひたすら意思がそこに向かって真っ直ぐ向いているために迷いがないので、比較的ストイックに描かれている。
トニーはテロ組織に拉致された時に爆撃で負傷するが、その時の破片が心臓付近にまだ留まっており、これが手術で除去出来ない位置にある。それが心臓に達するのを防ぐため、胸に特殊な電磁石を埋め込んでいるのだが、これがトニーが30年前に開発した独自のテクノロジーを用いて膨大なエネルギーを生み出すパワー・ユニットでもあり、アイアンマンの心臓部にもなっている。
この映画にパワード・スーツは4体出てくるが、最初にテロ組織から逃れるために作ったスーツを改良し大型化たものがアイアンマンを襲う悪役となる。
クライマックスはこの2体のスーツによる壮絶バトルだが、まあちょっと予想は付いちゃうものの、ここに来るまでにいくつか張ってある伏線が終盤で見事に生きてくる展開がいい。
共演はトニーの軍事企業の副社長役にジェフ・ブリッジス、トニーの秘書役でグウィネス・パルトロウなどが出演しているが、ジェフ・ブリッジスは頭を丸めヒゲを生やしていたので最初は誰だか分からなかった(笑)。
グウィネス・パルトロウ演じる秘書のペッパーはまるで三歩下がって夫に付いて行く昔の日本の良妻のごとく、社長の我がままに文句も言わず、女遊びにも目をつぶり、かいがいしくボスをフォローする姿が健気でたまんなくカワイイ♡。そしてこの二人は何となくお互い惹かれ合うものを感じているという演出もありがちだけど悪くない。
CGの出来も素晴らしく、パワード・スーツなどのリアル感やアクション・シーンも迫力があって、みんなが楽しめる映画に仕上がっている。
観てみようかな、と思う方にATTENTION ! この映画、本編が終わってエンドロールが流れても途中で止めずに最後まで観て下さい。
ミッキー・ロークが悪役を演じるという来年公開予定のPart 2に繋がるイントロダクションがあり、意外な人物が登場します。
音楽はAC/DC。
DVD、BDにはこんなにヴァリエーションが!
アイアンマン フェイスマスク・ケース付 DVD-BOX (2枚組) 【Amazon.co.jp 完全限定販売商品】
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
アイアンマン デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) 【Amazon.co.jp 限定リバーシブル・ジャケット仕様】 [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
アイアンマン 日本限定 フィギュア付 Blu-rayBOX (2枚組)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
ポリスのDVD良いなぁ。さぞかしスチュワート・コープランドがカッコよく観れるんでしょうね。
ただ画質が良すぎてスティングのシワが目立っちゃうかも(苦笑)。
by ryo (2009-04-07 22:31)
やっぱりAmazon.co.ukを利用されてる訳ですよね。BDも安いんですねぇ。
DVDには戻れなくなっちゃいそうですか?
我が家はBDレコーダーはおろか地デジ対応TVを購入する予定も未だにありませんです。最近じゃ新聞のテレビ欄が地デジ対応なんですよね〜。(汗)
by NO NAME (2009-04-08 01:24)
失礼しました。
↑のコメントは私、chitlinよりです。(汗)
by chitlin (2009-04-08 01:26)
ryoさん、スチュワート・コプランドはちょっと老けましたが、ドラムは相変わらず正確でカッコイイですよ。
スティングに限らず全員のシワまで目立っちゃうのがBDの難点かも(笑)。
by MASA (2009-04-08 01:41)
chitlinさん、amazon.ukやamazon.comは安くて助かります。
最近amazon.deで取り扱っているドイツ盤BDに日本語字幕や日本語吹き替え音声があるソフトも存在することが分かり、そのうちamazon.deも利用するかも知れません^^。
地デジ対応は2011年ギリギリでかまわないと思いますよ。
その頃には今より便利な機能が搭載されたテレビやレコーダーが出ていると思います。
by MASA (2009-04-08 01:46)
またまた、おじゃまします。アドヴァイス、ありがとうございます!
>そのうちamazon.deも利用するかも知れません
一昨年から利用してるんですが、履修したはずのドイツ語をきれいさっぱり忘れて困ってたりしてます。(汗)
あと、amazon.caも比較的に割安感があります。多分、新たにサインインする必要もないですし。注文した3枚はまったく音沙汰ないんですけどねっ。
by chitlin (2009-04-09 00:34)
ドイツ語、私もチンプンカンプンですわ(笑)。
一応IDは持ってますが、送料が何枚頼んでも一律なので安いそうですね。
あ、そうそう、カナダね。そっちも今注目で、カナダでしかBD化されていないソフトがあるそうなんです。
音沙汰ないって、大丈夫ですか?(笑)。
by MASA (2009-04-09 00:48)