Miles Davis「KIND OF BLUE」50th. Anniversary Box [Jazz]
マイルス・デイヴィスが'59年に残したジャズ界の金字塔アルバム「KIND OF BLUE」が発売されて今年で50周年。
これを記念して、LPサイズほどの大きさの豪華なボックス・セットが発売されたが、注文していたものが本日届いた。
実は発売をすっかり忘れていて、慌てて注文したんです＾＾；
すでにParlophone（遼）さんやpink islandさんもブログで記事にしておられるが、なかなかに立派なボックスだ。
中身はアナログLP、CD2枚にDVD1枚、それに豪華ブックレットにポスター、ポートレート数枚など、テンコ盛りの内容。
LPのジャケ写真はいかにも複写という感じの解像度の悪いものになっているのが残念。
アルバムはゲイトフォールド仕様で、左側にはオリジナル・アナログ盤の裏ジャケの写真が載っているが、こちらもコピー丸出しの汚い画質だ。もうちょっとキレイにならなかったのかなあ。
右側にはCD2枚とDVD1枚が収納されている。
盤はクリア・ブルーのカラー盤。
ブックレットが分厚い豪華な仕様で、珍しい写真も多く資料性も高そうな内容だが、いかんせん全部英語なのでちょっとキツイ＾＾。
マイルスはもちろん、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスなどのメンバーのポートレートと、オリジナル・アナログの裏ジャケにあるビル・エヴァンスのライナー・ノートのオリジナルのメモ書きのコピーが3枚付いている。
ちなみに、こちらはオリジナルのUS Columbiaステレオ盤。
モノ盤欲しいなあ〜。お持ちのpink islandさんが羨ましいっす＾＾；
US Columbiaのステレオ盤の音質はどれも評判がいいのだが、さすがにガツンと来る音で素晴らしいです。
レーベルの比較。左がオリジナル盤、右が50周年盤。
50周年盤の方はなぜかオレンジっぽい。これじゃImpluseレーベルの色だよ（笑）。
アナログどうしの音だけ比較してみたが、オリジナルに比べると50周年盤はポール・チェンバースのベースが随分出ている反面、高音域が幾分引っ込み気味でシンバルの音にリアルさが不足しており、キャンノンボール・アダレイのアルト・サックスもいまいち迫って来なくてちょっとショボい感じがするが、まあ及第点の音質だと思う。
このアルバムは92、3年頃に買った、SBM (Super Bit Mapping)仕様のレガシー・エディションも持っている。
このシリーズは初回だけこのような縦長の特殊パッケージに入れられていた。
CDは24金のゴールドCDで、当時出始めだった20bitマスタリングでなかなか音質はいい。
アナログ盤のライナー・ノートが書かれたミニ・ポスターがくっ付いている。
このアルバムの素晴らしさは説明不要だろう。「So What」などでモードによる演奏に挑戦し、演奏をコード進行の縛りから解放した画期的なアルバムとなった。
このあとジャズは大きく変化し、モードを多用する新主流派を生んだりもした。
常に時代を切り開いたマイルスの数多いアルバムの中でも屈指の名作。
ジャズを聴く際には避けて通れないアルバムですね。
これを記念して、LPサイズほどの大きさの豪華なボックス・セットが発売されたが、注文していたものが本日届いた。
実は発売をすっかり忘れていて、慌てて注文したんです＾＾；
すでにParlophone（遼）さんやpink islandさんもブログで記事にしておられるが、なかなかに立派なボックスだ。
中身はアナログLP、CD2枚にDVD1枚、それに豪華ブックレットにポスター、ポートレート数枚など、テンコ盛りの内容。
LPのジャケ写真はいかにも複写という感じの解像度の悪いものになっているのが残念。
アルバムはゲイトフォールド仕様で、左側にはオリジナル・アナログ盤の裏ジャケの写真が載っているが、こちらもコピー丸出しの汚い画質だ。もうちょっとキレイにならなかったのかなあ。
右側にはCD2枚とDVD1枚が収納されている。
盤はクリア・ブルーのカラー盤。
ブックレットが分厚い豪華な仕様で、珍しい写真も多く資料性も高そうな内容だが、いかんせん全部英語なのでちょっとキツイ＾＾。
マイルスはもちろん、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスなどのメンバーのポートレートと、オリジナル・アナログの裏ジャケにあるビル・エヴァンスのライナー・ノートのオリジナルのメモ書きのコピーが3枚付いている。
ちなみに、こちらはオリジナルのUS Columbiaステレオ盤。
モノ盤欲しいなあ〜。お持ちのpink islandさんが羨ましいっす＾＾；
US Columbiaのステレオ盤の音質はどれも評判がいいのだが、さすがにガツンと来る音で素晴らしいです。
レーベルの比較。左がオリジナル盤、右が50周年盤。
50周年盤の方はなぜかオレンジっぽい。これじゃImpluseレーベルの色だよ（笑）。
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アナログどうしの音だけ比較してみたが、オリジナルに比べると50周年盤はポール・チェンバースのベースが随分出ている反面、高音域が幾分引っ込み気味でシンバルの音にリアルさが不足しており、キャンノンボール・アダレイのアルト・サックスもいまいち迫って来なくてちょっとショボい感じがするが、まあ及第点の音質だと思う。
このアルバムは92、3年頃に買った、SBM (Super Bit Mapping)仕様のレガシー・エディションも持っている。
このシリーズは初回だけこのような縦長の特殊パッケージに入れられていた。
CDは24金のゴールドCDで、当時出始めだった20bitマスタリングでなかなか音質はいい。
アナログ盤のライナー・ノートが書かれたミニ・ポスターがくっ付いている。
このアルバムの素晴らしさは説明不要だろう。「So What」などでモードによる演奏に挑戦し、演奏をコード進行の縛りから解放した画期的なアルバムとなった。
このあとジャズは大きく変化し、モードを多用する新主流派を生んだりもした。
常に時代を切り開いたマイルスの数多いアルバムの中でも屈指の名作。
ジャズを聴く際には避けて通れないアルバムですね。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Legacy
- 発売日: 2008/10/02
- メディア: CD
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MASAさん、こんばんはー。
うひょ～、オリジナル・ステレオ盤をお持ちなんですね。
うらやましい。
今回のアナログ盤はたしかにカラー・レコードの割には音はいいみたいですね。
CDのほうも音はいいと思います。
ただし内容がいまいちツッコミ不足だったのが残念ですね。
今度はCDだけでいいから『Complete Kind of Blue Recordings』みたいなものを出してほしいですね。
こちらからもトラバさせていただきますね。
by parlophone (2008-10-12 01:28)
あ、早速のコメントありがとうございます＾＾。
このオリジナルは10年ちょっと前くらいに買ったんですけど、バーゲンで安かったんですよ＾＾。
音の鮮度ではやはりオリジナルには敵いませんが、このカラー盤もなかなかいい音質だと思います。
そうですね、内容的にコンプリートな決定版があるといいですね。
今回そうじゃなかったのが残念です。
by MASA (2008-10-12 01:42)
へーBOXにアナログとかもセットになってるんだぁ～～♪
ブルーのちょい透明っぽい感じでおされですね～
んでポートレートがまた渋くっていい♪(ΦωΦ)ﾉ
コルクのボードとかにピンとかで貼りたいっ(笑)
by がぁこ (2008-10-12 02:04)
なかなかマニアックなボックスでしょ。
やっぱ普通に黒いよりカラー盤の方がオサレでうれしいですよん。
マニアは絶対にピンで貼ったりせず、このまま大事に保管しておくのです（笑）。
by MASA (2008-10-12 02:10)
ほんとおされ～ですね＾＾
オリジナルはピッチがズレているって聞いた事がありますが、こういったリマスタリングのものは修正されているのでしょうか。
ビートルズなんかピッチズレまくりですよね。
by ayumusic (2008-10-12 23:18)
このアルバムではピッチはオリジナルのままのようですね。
何年か前に出たリマスター版では修正されたようですが、それは持ってないので分かりません＾＾；
ビートルズはけっこうピッチを上げたり下げたりっていう曲が多いですねー。
by MASA (2008-10-13 00:34)
都会的なアルバムですよね。
ハードバップだけじゃないんだぜ、って。
So What 好き。
音質とか全然こだわりがないんですが、Ｊａｚｚ はレコードで聴くのがいいんだろうなー。
by bluebird (2008-10-14 10:47)
そう、これはモード・ジャズですよね。
おっしゃるとおり、ジャズを聴くにはアナログがいちばんです。
ロックならCDでもいいですけど、ジャズはやっぱりアナログです。
CDじゃどうも雰囲気出ませんね＾＾。
by MASA (2008-10-14 22:29)