昭和レトロ

現在愛媛県の大洲市というところにいるのだが、市内の某所でこんな「3丁目の夕日」も真っ青なレトロなポスターを発見。

「ポコペン横町」と「思ひ出倉庫」のふたつからなるレトロタウンという、昭和30年代〜40年代初頭を再現したイベント施設の宣伝ポスターらしい。
私の小学生時代の頃の懐かしい町並みを再現した何やら楽しげなところだ。

写真をCG加工で人工着色したらしい古色蒼然とした色合いのポスターをよく見ると、当時はあちこちでよく見かけた浪花千恵子（誰も知らないか）のオロナイン軟膏の看板や駄菓子屋さん、ホンダのスーパー・カブ（原付）など、懐かしグッズが写っている。思わず郷愁を誘うポスターである。

この時代私が小学生だった頃、それはもうわんぱく坊主で、ケンカはするわ、女の子はいじめるわ、ものは盗むわで近所では手の付けられないワルガキとして有名だった、と言いたいところだが（笑）そんなことは全くなく実は真逆で、空想癖が強くあまり外で遊ばず家の中でマンガばっかり書いていたインドア派だった。将来なりたかった職業は漫画家。スポーツが大嫌いで学校で運動会がある日はいつも雨で中止にならないかなと思っていた（笑）。

それには原因があり、小学2年の時に肺門リンパ腺の病気にかかって運動を1年間医者に止められ、ずっと体育の授業が見学だったり、外で遊ぶのも制限されたのがスポーツ嫌いになりインドア人間になった要因だった。
大人になった今もどこか外へ出かけるより部屋の中で音楽を聴いたり映画を観たりする方が楽しいし落ち着くという性格はあまり変わらない。
病気が私の人格形成にかなりの影響をもたらしたというわけである。

あれ、なんだか話が予想外なとこに行っちゃったなあ。こういう昔話をするのはあんまり好きじゃないんだが、昭和レトロからなんでこんな展開に（苦笑）。
まあ私にとっては昭和30年代というのはそんな思い出がある時代である。

残念ながらこのポスターのイベントはすでに終了しているらしく、ポスター自体も実は数年前のものらしい。
もしやってたら行ってみたかったなあ。

コメント 6

ナニワチエコでございますぅ～、冬場は嫁のお肌のお手入れに、お子達の手足のあかぎれにぃ～・・・モピロン知ってますがな。浪速千栄子。

とっくに死なはりましたなぁ。合掌

わたしも、MASAさんと同じく、幼少期に肺門リンパ腺炎を患って、以来一貫してインドア派、妄想派です。
by (2007-12-08 00:53) 

さすが大阪人のマルコメさん、ご存知でしたか。なんか違うと思ったら、字が全然違いましたね。「浪速千栄子」ね＾＾。
ボンカレーの松山容子なんて人もいましたね（古っ）

私と同じ病気だったとは奇遇ですねー。昔は子どもに多い病気らしかったですからね。
by MASA (2007-12-08 01:16) 

わたしが生まれた頃を再現したイベントなんですね＾＾；
わたしも見たかったな～。

相模原の奥地（笑）にはキンチョールでしたっけ？
由美かおるの看板がまだあるとこがありますよ。
錆付いてますけど。
昆ちゃんのオロナミンCのもあったような＾＾；
by 黒ちゃん (2007-12-08 09:29) 

黒ちゃんさんっておいくつでしたっけ？30年代生まれなんですね。

由美かおるや水原弘のキンチョールの看板もなかり懐かしいですね。
あれ？由美かおるってキンチョールだったっけ？（笑）
まだ見かけるところがあるんですか？見てみたいですね（笑）。
昆ちゃんのオロナミンC、あった、あった。
懐かしいなあ。
by MASA (2007-12-08 21:06) 

わたしの歳ですか～？＾＾；
東京オリンピック開催日は生後一ヶ月でございます＾＾ｖ

ウイスキーのオロナミン割とオロナミンセーキって誰か試した人いるんでしょうかね？（爆）
by 黒ちゃん (2007-12-09 01:11) 

昭和39年生まれですか。

オロナミン・セーキ、ありましたねえ。
あれ、とてもおいしそうには思えませんでしたけど（笑）。
てか、気持ち悪いです。
by MASA (2007-12-09 02:28)