Sixpence None The Richer "Kiss Me" [Rock / Pops]
前回の伊藤由奈の記事でデビュー曲の「Endress Story」に私の音楽感性をゆさぶられたということを書きましたが、同じくらいにここ数年で私の琴線に触れた曲がSixpence Non The Richerの「Kiss Me」です。
8年前に何かの映画のサントラに使われ、それまでの苦節数年の下積みから彼らが一気に注目されたきっかけになった曲ですが、その8年前に初めて耳にした瞬間からずっと私のお気に入りの1曲です。
この曲、よくテレビ番組のBGMに使われたり、ちょっと以前にはCMにも使われているので、聴いたことがある方も多いでしょう。12弦ギターをフィーチャーしたフォーク・ロックの曲調にヴォーカルのリー・ナッシュの清々しい歌声が絡み、聴くたびに胸がキュンとなる甘く切ないメロディが涙ものです。
この曲が収録されているオリジナル・アルバムは'98年発売の「SIXPENCE NON THE RICHER」ですが、私は'04年に発売されているベスト盤「The Best of Sixpence None the Richer」をオススメ。このアルバムでこのバンドのオイシイところが一気に聴けます。「Kiss Me」はもちろん、LA'sの「There She Goes」、Crowded Houseの「Don't Dream, It's Over」、ABBAの「Dancing Queen」、Beach Boys「I Just Wasn't Made For These Times」といった胸キュンな曲のカヴァーは秀逸。もちろんオリジナル曲にもいい曲がたくさんありますが、特に「Breathe」という曲の甘酸っぱい叙情性は「Kiss Me」に負けないくらいにグー。ついでに、当初日本盤のシングルにだけ収録されていた「Kiss Me」日本語ヴァージョンも入っています。
'90年代初頭からラップ/ヒップ・ホップが洋楽ヒットの主流を占めるようになってからというもの、いい・悪いは別にして今の音楽シーンはリズム主体でメロディが半ば置き去りになっているような状況が目につきますが、そんな中にあってこのSixpence Non The Richerというバンドは一服の清涼剤のような存在です。とにかく美しいメロディや叙情性ということにこだわった今では数少ないバンドですね。
ただ、現在は活動を休止しているようで、5人いたメンバーも今では二人だけみたいです。
私は未だに買ってないんですけど、去年の8月にはヴォーカルのリー・ナッシュがソロ・アルバム「BLUE ON BLUE」を発表しています。
こんばんわ^^
私的にはTHE CORRSほどのインパクトは無いですが、
いい曲ですね。
とりあえず
ベスト盤から聴いてみてもいいかも^^
by 黒ちゃん (2007-01-30 20:58)
コアーズは私も大好きで、ほとんどアルバム持ってますよ^^。
コアーズが好きならこのバンドも絶対にオススメです。是非聴いてみて下さいねっ。
by MASA (2007-01-30 23:26)